「キン肉マン II 世」 BATTLE 3 |
大阪ドームで始まった“大阪真昼の決闘”第一試合は、テリー・ザ・キッド VS レックス・キング。それまで姿が見えなかった万太郎は、何とサンシャインからレフェリー役を引き受けていた! 万太郎は最初、レックス・キングに有利なレフェリングぶりを発揮したので、キッドは少々ムカついたりしたが、試合が進むうちに万太郎との友情を再認識。キッドの負けず嫌いの性格を利用してテリー一族(ファミリー)の基本戦法(?)を封じるというサンシャインの狙いも外し、ついにテリー一族の至宝カーフ・ブランディングでレックス・キングを倒した!! 続く第二試合は、万太郎 VS チェック・メイト。チェックときたら、一見礼儀正しく紳士的なのだが、握手を求められれば相手の腕の骨をヘシ折るような、クールというか不気味なヤツで、相変わらず試合恐怖症(?)の万太郎、一度は逃げ出したものの、カッコよく勝てばギャル人気UP!という事実を知って、途端にヤル気になる。 ギャルの好感度UPだけを心の支えにして(?)頑張る万太郎。しかしチェックは痛みを全く感じない超人…『ネガティブな感情』を一切持たない超人だった! どんな技も通用しないことにガク然とする万太郎。チェックの勝利(=新生悪魔超人軍の創立)を確信したサンシャインは、旧悪魔超人軍の団体写真(?)を取り出して、ついつい涙を流す。 自分に『ネガティブな感情』を持つなと教えた師匠、サンシャインの『ネガティブな感情』を見たチェックと、チェックの冷酷すぎる性格に疑問を持ったサンシャインとの間に亀裂が入り、チェックはサンシャインにまで攻撃を加える。それまでダウンしていた万太郎の額に『肉』の文字が浮かび上がった! 万太郎はサンシャインを抱え起こしてチェックに言う。 「心に愛がなければ真のスーパーヒーローにはなれないよ」 その時、チェックのヒザがどす黒くふくれてきた…。 |
・ 前を見る |1巻|2巻|3巻|4巻|5巻| 次を見る ・ |