「キン肉マン II 世」 BATTLE 1

ちょっと詳しいあらすじ



 その昔、人類征服を目論んだ悪行超人たちと、正義超人たちの闘いは、邪悪の5大神が作り出した運命の王子たちを破ることで、全て終結した。

 それから28年たった20XX年…キン肉マンの息子のキン肉万太郎(14歳)は、平和な時代が長く続いたせいで、格闘経験全くナシの中学3年生。そのころ地球では悪行超人どもが暴れていたが、いい加減な歳になった正義超人たちは全滅寸前だった。

  早めにキン肉マンの血を引く者の息の根を止めておこうと、悪行超人がキン肉星にまでやって来たが、いつの間にかあのラーメンマンに師事(?)していた万太郎、キン肉バスターで悪行超人を返り討ち! そしてそれがキッカケで、若き超人たちを育成する学校「ヘラクレス・ファクトリー」を28年ぶりに開校しようということになった。

 ファクトリー修行中、最初は万太郎を敵対視していたテリー・ザ・キッドとも、だんだんと友情を深め、なんとか卒業間近まで漕ぎつけた万太郎。最後の卒業試験は、父キン肉マンとの試合だった。ついにはその父をも乗り越えて無事(?)卒業が決まる。

 新世代超人(ニュージェネレーション)たちは日本各地を防衛することになり、ほかの卒業生は次々と重要な地区へ派遣されることが決まったが、成績ビリの万太郎は、公園の防衛というショボい役目。しかしその公園とは、実はあのキン肉ハウスがある場所で、ハウスの中には超人保存装置(プリザーブカプセル)で眠っていたミートが待っていたのだ!

 二代に渡ってキン肉族の王子に仕えられることを喜ぶミートは、次の日のスパーリング中、万太郎の不思議な強さ(?)に少しビックリ。そして万太郎が公園から出ようとすると、ファクトリー主席卒業生で、東京防衛を任されているガゼルマンが、公園から一歩でも出たら攻撃すると威嚇してきた。そこへ割って入って来た、どこかで見たような超人は、ロビンマスクの長男、ケビンマスクだった。正義超人同士で争うなとか言って去るケビン。その夜ガゼルマンは、何者かにアッサリ闇討ちされてしまった!

 次の日、そんなことは知らない万太郎とミートは、ガゼルマンが威嚇してこないので安心して(?)人間のプロレス観戦に出かけた。試合中に“d・M・p(デーモン・メイキング・プラント)”というナゾの3人組が乱入し、レスラーを殺してしまう。オマケに、“d・M・p”のひとりは、何とケビンだった!



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