「キン肉マン II 世」 BATTLE 10

ちょっと詳しいあらすじ



 ミンチのアドバイスにより、フォークと互角に渡り合えるようになった万太郎だが、自分は何のために闘うのか?自分に破れた者はどんな気持ちなのか?という疑問を持ってしまい、精神的に頑張れなくなってしまう。その時、一年前に万太郎が倒したあのチェック・メイトが突然現われ、試合を観戦し始めた!

 チェックは万太郎に負けはしたが、ナゼか恨みの気持ちはないらしい。そんなチェックの応援を受けて、万太郎は自分の闘う理由らしきものを取り戻し、マッスル・ミレニアムでフォークを倒した!

 フォークに勝利した万太郎は、火事場のクソ力を形成する三大要素のひとつ、“寛容”の心をモノにしたのだった。

 次なる試合の舞台は京都。“ノーリスペクト”第二号、鬼畜ハンゾウが待ち構えていた。ところが伝説超人のザ・ニンジャが、弟子の敵だとかでハンゾウとの闘いを万太郎より先に始めてしまう。しかし体力的にもムリがあったのか、ザ・ニンジャはハンゾウに顔の皮を剥がされ、清水の舞台リングから転落して死亡。

 試合中に超人が死ぬのを初めて目の当たりにした万太郎は、ハンゾウと闘うのが怖くなり、お堂(?)に引きこもってしまった。そこへザ・ニンジャの霊が現われ、万太郎を諭した。「キン肉マン I 世の血を信じよ! 己の潜在能力(ポテンシャル)を信じよ!」万太郎はザ・ニンジャのためにもハンゾウと闘う決意をする。

 ハンゾウとの試合は、めずらしく万太郎考案のタタミリングで行うことになった。試合開始早々万太郎は、畳上で有利な(?)柔道技をハンゾウに仕掛けた!


前を見る6巻7巻8巻9巻10巻次を見る

『キン肉マン』に戻る“「 II 世」紹介6〜10巻”に戻る