Scatman Crothersさん関係のモノ


 彼の人の歌をもっと聴きたいなーと思い詰めていた所、私でも入手可能そうなモノをネットで何点か見付けることが出来たので、ついつい手を出してしまいました。
 とか言いつつ、私の知識(?)じゃ収録されてる曲が一体オリジナルなのかカバーなのかもよくわかんない情け無さで、申し訳無くもあったりしますが………。何と言うか、聴く分には好きでも深くは知らない世界とか多すぎですね私。
 それでも懲りずに、彼の人の歌が聴けるオムニバスCDまでも只今色々漁り中です。

[5/7/04]





【その1】

BIG BEN SINGS / SCATMAN CROTHERS
「BIG BEN SINGS」表面「BIG BEN SINGS」裏面
・side1・
[01] I'm the Melody Man
[02] Elaine, Elaine
[03] I Found Someone
[04] God Bless the Child
[05] Dead Man's Blues
[06] Nobody Knows Why
[07] Waiting For My Baby
・side2・
[08] How Long How Long Blues
[09] Kansas City
[10] Tell Me How Long the Train's Been Gone
[11] Wondering
[12] (It Will Have to Do) Until the Real Thing Comes Along
[13] Hey Lawdy Mama
(MOTOWN RECORD 1973)
 
 
30年程前に発売されてたらしいLPの中古です。なので、外側のジャケット等は相当年季入ってますが、中の盤は結構マトモな1品と思います。でも我が家のアナログ再生環境がロクなモンじゃなくて、入手当初は今イチちゃんと聴けてませんでした。その後、少しかマトモに再生出来るプレイヤーを購入したので、Macでの録音状態も前よりはマシになりました。
 ジャケットの表面の方は特に、後ろの暗がりに目を凝らすとおねーさん半裸がボンヤリ見えて来る辺りなかなかニクいなァなどと、そんなことにまでアホ感心しております。
 中身としては、一番のお気に入りは多分[01]ですね。タイトルに反して(?)曲中では“I'm the scat man”と歌ってるみたいなのって、もしかしてアドリブなのか謎なんですけども(当然の如く歌詞カードはありませんで…)、実際9割くらいスキャットで埋まってる感じなとこも、サスガと言うかすっごくカッチョ良いと思うのでした。短調長調混ざり気味な所も好みです。そのほかでは、ラブラブソングとしては[03]が一番好きかな? ご馳走さま… な感じが微笑ましすぎるので。そして、聴き心地の良さでは[04]も捨て難く、軽やかな[09]のノリもたまりません。そんなこと言ってくと結局どれも好きってことになりそうでして、入手出来てヨカッタ… としみじみしちゃう程です。



【その2】

OH YEAH! / SCATMAN CROTHERS
「Oh Yeah!」
[01] Exactly Like You
[02] I'm Gonna Sit Right Down And Write Myself a Letter
[03] Ghost Riders in the Sky
[04] September Song
[05] The Gal Looks Good
[06] Baby Won't You Please Come Home
[07] My Blue Heaven
[08] Nobody Knows Why
[09] St. James Infirmary
[10] Best Things in Life Are Free
[11] I Got Rhythm
[12] Please Don't Talk About Me When I'm Gone
[13] Blueberry Hill
[14] I'm in Love Again
(SIMITAR 1998)
 
 彼の人が亡くなってから10年程後に発売されてたらしいCDです。真の録音日は丁度彼の人の46歳の誕生日前後だったようなこともなかなかに感慨深いです。と言うことはもしかしてこれ、その当時('56年頃?)に出たLPのデジタル化とかなのでしょうかね。それにしてはアルバムタイトル全然違ちゃってるんですけども、収録曲的には殆ど同じっぽいので、それ+ボーナストラックみたいな構成のCDなんだろうと思い込んでます。
 中身的には、やっぱり最初に入ってる[01]に一番心惹かれてしまいましょうか。やっぱりスキャット満載ですしねぇ…。スピード感も心地良すぎて惚れ惚れ。前にネットの試聴で初めてこの曲の一部を聴いた時、あまりのカッチョ良さにたまげてたことを考えると、こうして完全版が聴けるのは何と幸せなことかと思うのでした。あと、[12]は明るいのにチョッピリ切ない気がして、勝手に感傷的にさせられたり。[13]の中盤の展開もホント素敵です。因みに、[08]は単に「BIG BEN SINGS」とダブりかと思いきや、ちゃんと別バージョンだったので、チョッピリ得した気分でした。どっちかと言えば個人的には後年のアレンジの方が好きな感じなのですが、何にしてもどっちもそれぞれシッカリ味があって素晴らしいですよね。





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